ネタがないとき対策として、私が税理士になるまでの話を小出しにして綴っていこうと思います。
先日ブログに書いた、ビリギャル小林さやかさんのお話。
まさに、あの頃の自分を思い返して共感できる部分が多かったので、僭越ながら、自分の経験と重ねて少しだけ紹介します。
税理士を目指すまで
専業主婦だった30歳のときに税理士試験の勉強を始めましたが、なんで「税理士」だったのかについて書いてみます。
税理士になりたいとぼんやり思ったきっかけ
ざっくり、経緯はこんな感じ。
- 娘も2歳になるし、そろそろなんか仕事見つけないと…
- それより資格とか取る方が良いのかな…
- そういえば簿記の勉強楽しかったな
- 税理士って昔友だちがチャレンジしてたよね
- もしかしたら子育てしながらでも挑戦できる…?
- もし資格取れたら一生やれそう(定年がない)
- たとえ合格できなくても、勉強したことは将来自分(と家族)の役に立ちそう
- なんかカッコいいし…
結婚前、もしかしたらゆくゆく夫の仕事を手伝うことになるかも?と思い、仕事が終わった後に職場の近くの専門学校に通って日商簿記2級を取得していました。
その会社には各種資格を取得すると報奨金がもらえるというありがたい制度があったので、退職間際に駆け込みで合格し、ありがたく報奨金をゲットして退職しました。笑
当時の自分の仕事とまったく違うことを勉強しているっていう新鮮さも手伝って、簿記って地味だけど楽しい〜と思った記憶があります。
が、結婚してからは特にその知識を活かした仕事をするわけでもなく、2年間専業主婦をしていました。
税理士といえば、大学時代に友人が税理士試験を受験していたんですが、
隣で勉強している姿をチラ見すると、何ページもある法律の条文(理論)をブツブツ唱えたりひたすら書いたりして丸暗記するっていう…ちょっとそれまでの受験とか試験勉強の感覚では理解できないようなことをしていて。
え、試験ってカッコの空欄埋めるとかじゃないの?それ全部、まるまる覚えて書くわけ!?とか言ってた記憶があります。
なので、そのときはとてもそんなクレイジーなことを自分もやってみようなんて思わなかったんですが、その友だちのおかげで税理士試験というものをぼんやりは知っていました。
あと、実家が事業をやっていたので「税理士さん」という存在についてはよく耳にしていて、社長である父が何かにつけてとても頼りにしているというのも税理士に興味を持ったきっかけになったような気がします。
税理士って税金の相談に乗ってくれる人なんだろうけど、なんかえらい頼りにされてすごいなー、と。
税理士試験、自分に合ってるかも
なんとなくその気になって調べてみると、税理士試験は最終的に5科目に合格する必要があるけど、科目合格に有効期限はない(合格した科目は一生有効)、と。
会計士のように1年や2年で全部合格しないといけない、とかなら無理だけど、1科目ずつボチボチ取れば良いならいつかは合格できるんじゃ…??
自分を分析すると、突発的に何かすごい力を発揮できるような目立った能力はないけど、コツコツやるのは苦手じゃない。のめり込むと黙々と集中できるタイプ。
縄跳びで言うと、二重跳びはできないけど、持久跳びなら人並みにいけるよね…!?
と思い込んでいたので、税理士試験、私にピッタリじゃない!?と。
こんな感じで、はじめから「中小企業の経営者の役に立ちたい」とか「地域経済に貢献したい」とかいうご立派な動機があったわけではもちろんなく。
「税理士っていうちょっと難しそうな資格にチャレンジして、達成できたらすごいよね」
「そしたら一生自分で稼げるようになって、年を取っても豊かに暮らせるかも」
そんな程度の動機でした。
ビリギャル小林さんが慶応を目指したのも、はじめは「慶応?(櫻井翔くんみたいな)イケメンがいっぱいいそう!私の行きたいキラキラした世界は慶応かも!」という動機から。
種類はちょっと違うけど、私の「税理士ってなんかカッコいい。なってみたい。」もそれに似ているなと。
立派な動機じゃなくても、キラキラしたところに行きたい!とか、ワクワクしたい!という気持ちってとても強いですよね。(現実は、税理士ってキラキラともワクワクともちょっと違くないか?って話は置いといて。)
こんな動機で、ほぼ勢いで「税理士目指します!」と決意し、家族に伝えました。
税理士試験に対するモチベーションが湧いた理由
税理士試験は一般的に合格まで長くかかる試験なので、「続ける」ためのモチベーションが大事です。
モチベーションの正体って何?
「モチベーション」ってどんな要素でできているか?
小林さんによると、
モチベーション = 期待値 + 価値
「期待値」とは、「自分コレできそう!」とどのくらい思えているか。
「価値」とは、「自分それやりたい!」とどれだけそれに価値を感じられているか。
税理士なんてそんな難しい資格、自分には絶対無理、と思っていたら、いくら税理士カッコいい!なりたい!と思っていたとしてもモチベーションが湧いてこないし、
税理士試験?それぐらい合格できるっしょっていう人も、税理士なんてなって何になるの?とその仕事に価値を感じられなければもちろんモチベーションが湧くはずがない。
私の場合も、時間かけて良いんだったらコツコツやればもしかしたらいけるんじゃ!?という淡い期待があったのと、「税理士なんかカッコいい」が合わさって、試験に挑戦する、試験を続けるモチベーションが生まれたのかなと思います。
このモチベーションの要素って、当たり前のことを言っているようだけど、私はめちゃくちゃ感動しました。
子どものやる気スイッチも、期待値と価値が伴わないと入るわけない。
親が無理強いしたことを頑張れるわけがない、ってことですね…。
「タスクはちょいムズぐらいがちょうど良い」
これも小林さんがおっしゃっていたんですが、「タスクは、6割できて4割できないぐらいのちょいムズがちょうど良い」と。
難しすぎても、易しすぎてもダメ。
ホントにそうだなと。
私がもし周りに、「税理士なんて言わないで、弁護士目指しちゃいなよ」とか乗せられて司法試験に挑戦していたら、ソッコーで挫折していた自信があります。
目指したのが「税理士」だったのは、私にとってちょうど良い目標設定だったかなと思います。
しかも、勉強する順序が例えばいきなり相続税法!だと心折れてたはず。
まず自分にとってちょいムズの会計科目(簿記論・財務諸表論)をクリアし、
その後、もうちょいムズの税法(消費税法、法人税法)にチャレンジ、
そして、長い試験を戦ってきて忍耐力がついた最後の年に、ラスボス相続税法をやっつける。
この戦略?だったから、最後までモチベーションを保って走り抜けられたのかなと。
(これはあくまでも私の場合の順序で、5科目受かれば順序はどうでも良いです。私がこの順序になったのも、試験時間の設定を考えるとその順序しかムリだったから、ではあります。)
おわりに
調子に乗って長くなりましたが、税理士になろうと思ったきっかけ編として、ビリギャル小林さんの講演で印象に残ったお話(ほんの一部ですが)と絡めて記事にしてみました。
それにしても、映画『ビリギャル』の有村架純ちゃんはもちろん超絶可愛いですが、ビリギャルご本人の小林さやかさんも、笑顔が素敵でめちゃくちゃチャーミングな方でした。
またどこかでお話を聴けたら良いなと。
子どもたちにもぜひ聴かせたいですが、なかなか機会もないので、とりあえず小林さんの本を買ってそっと食卓に置いています。
*編集後記*
最近家にこもりっきりでどこにも行かず、カメラの練習もなかなかできていません。
税理士試験の記録として全科目のテキストを並べて撮ってみたかったのですが、あいにく合格した科目のテキストは全捨てしてしまっていて。(クリアした科目のテキストなんて二度と見ないもんね〜やっほーい!と思ってたんだと思います。)
とっておけばよかったな。
最後に受けた相続税法のたったコレだけ、なぜか残っていたので撮ってみました。
